住宅 施工事例
福山初!グループリビング新築工事
福山市南部 建築面積 363.74㎡(110坪)延べ床面積 374.29㎡(113.22坪)
福山初!新しい社会、家族の住まい方!!
特徴
グループリビングとは、いわゆる従来の家族ではない人々が、ルールをきめて家族のように思いやりをもって一緒に暮らすという、「新しい暮らしのあり方」です。
血縁の家族とは違い、非血縁関係にある者同士がお互いにコミュニケーションを基盤として住み合う共同生活の1つで、比較的元気な高齢者(必ずしも高齢者だけではなく若者でもかまわない)が、自発的に自立支援や生活支援などを目的とするもので、従来家族が行ってきた無償の行為を、仲間と一緒に住んで補完し合おうとする暮らし方です。
大学の先生のアドバイスを元に、色々な設計士さんを訪ねて回られたそうです。
設計とご予算の両方の希望、事業への理解を満たす業者が中々見つからず、2年ほどさまよわれ困られていたそうです。弊社の設計施工によるコスト削減と品質のよさをご理解いただき、また、生活の細かいところまで気配りした設計や断熱など最高品質の木の家の実績をご評価いただき、設計施工の一括発注をいただくことができました。
2022年6月中旬 | 2022年7月 | 2022年8月 | 2022年9月 |
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造成工事 | 地盤調査 建築確認申請 | 給水排水管接続工事 地盤改良(柱状改良)工事 基礎工事着工 床断熱工事 | 本体木工事着工 棟上げ |
2022年10~12月 | 2023年 1月~2月 | 2023年 3月~4月 | |
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屋根工事 外壁工事 外部建具 建物内給排水管・電気配線 断熱・木造作工事 | 内部木造作工事 内装工事 水回り配管 ユニットバス | 器具設置 内部建具設置 外構工事 |
地鎮祭
2022年7月28日
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地盤改良・基礎工事
2022年8月~9月中旬
1.地盤調査結果、柱状改良工事による地盤補強をすることとなりました。アースオーガーなどで掘削した孔に、掘削した土砂とセメント系固化材を混合した土を埋戻し、オーガーの正転、逆転によて攪拌、締固めを行い、柱状の改良体を形成する工法です。セメント系の粉体固化材を使用します。セメント系固化材は粘土質やシルト質、砂質などの軟弱土を水和反応によって科学的に固化させるもので、高含水で有機物を含有する軟弱土に有効な材料です。
3.ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってきません。
ベタ基礎を打つ前に、栗石を敷き詰めて、その上に、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。
防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするためです。 -
木本体工事・棟上げ
2022年9月下旬
プレカットとは、一般的に「あらかじめ(pre)切断する(cut)」という意味で使われています。家づくり、住宅建築においては、住宅を構成する木材を、建築現場に持ち込む前に、あらかじめ工場で適切な形に切断・加工しておくことを指します。
大工さんの手作業の場合、その人の技術や当日の天気などが品質に大きな影響を与えますが、プレカット工法はコンピュータ制御、機械加工で、安定した加工品質の材料を生産できます。
工期短縮によるコスト低減の他、廃材の抑制ができ、現場に廃材が残りません。
柱はヒノキ。杉と桧では桧の方が硬くて重たく丈夫とされており、杉は柔らかさと軽さを特徴としているため暖かさや素朴さを感じられます。
土台、柱、横架材を、「構造用ハイベストウッド」で一体化し、構造用合板などを利用し剛床とすることで、 全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られます。高構造用ハイベストウッドを張りつけた耐力壁は水平力に対して面材のせん断力で抵抗します。面材工法は、壁面全体で地震力・風圧力を受け止め、バランスよく分散し、軸組の接合部への力の集中を緩和します。
通気工法の下地材としても最適です。通気工法は、外装材との間に適切な通気層を設けることで、内部結露により壁内に生じた湿気をすみやかに屋外に排出させるものです。構造用ハイベストウッドは、他の面材と比較して透湿抵抗が低く、壁内の湿気をスムーズに排出し、住宅の耐久性を高めます。また、長期間性能を維持させるためには、柱、木材を腐らせない為の壁体内結露対策が重要なポイントになります。構造用ハイベストウッドは透湿抵抗が低く湿気を屋外に排出しやすい材料です。
構造用ハイベストウッドは、一般的な家具用、木工用のMDFとは異なり、構造用として作られた高耐水、高耐久のMDFです。 -
屋根工事
2022年10月上旬
屋根は、下地防水のフェルトシートを敷いた上に、KMEWのクアッド(カラーベスト)を使いました。
クアッドは、軽くて色褪せを防ぐ耐震性の高い屋根材です。
屋根材が軽いほど、地震には強くなります。振り子の原理と同じように、建物は上部が重いほど
揺れが大きくなります。屋根を軽くすれば地震時の揺れを小さく、建物にかかる負担も小さくできます。
また、屋根材が常に2重以上に重なる設計や、釘でしっかりと固定する施工方法で暴風・豪雨から
住まいをまもります。屋根材の高密度で均一な構造によって、衝撃や荷重に対する強さを実現。
もし台風で物が飛んできても割れないので安心です。
さらに、カラーベストは紫外線に強いコーティングをしてあるのでキレイが長持ちします。太陽から降り注ぐ色あせの大敵である紫外線を防ぎます。
≪棟換気≫
換気棟とは屋根裏の湿気や熱気を排出するために、屋根の棟部に設けた換気(排気)部材のことです。
この棟から換気するシステムのことを棟換気と呼びます。
通常、外気の取り入れは軒下に設けた換気口(吸気口)から取り入れます。
熱は上部に集まるので、電気を使わず、屋根裏にこもる熱気を自然排出してくれる換気棟は、換気をする上ではとても理にかなった方法です。むしろ、妻換気や軒先換気だけで換気を行うことは不十分とも言えます。しかしながら、日本の屋根を見ていると、ほぼ9割以上、換気棟を設置している住宅はありません。理由は、工事の施工が悪いと雨漏りの恐れがあるからです。
本工事は、熟練工による軒換気システム(上記写真)を取り入れ、より健康的な建物として設計し、安心の施工をしました。 -
電気打合せ・断熱工事
2022年9月末~10月上旬
断熱材は、カネライトフォームです。天井も壁も65mm厚を入れます。独立気泡の小さな泡の中に気体を閉じ込め、熱伝導の三要素として知られる熱の「対流・輻射・伝導」の数値を小さく固定できる安定した断熱材です。独立気泡が熱をさえぎり、結露も抑制します。独立した気泡構造により、断熱の大敵である水が入りにくく、断熱性能の劣化を防いでいます。フロン及びPRTR法対象物質の発泡剤としての使用を撤廃し、ホルムアルデヒドも含まれておりません。 また、マテリアルリサイクルも可能で、グリーン購入法にも適合しています。
通常良く利用するグラスウールは、綿のように形状変化・経年劣化・吸水で隙間ができやすく、浸水などで水に濡れると全部取り換える必要があるのに対し、カネライトフォームは固形で形状変化がなく品質が安定しています。カネライトフォームは、断熱材の中で、品質がすぐれている材料です。 -
外壁工事
2022年10月中旬~
住宅瑕疵担保の基準に準じて、外壁(サイディング) は、「仕上げ外壁通気工法」で行っています。
通気工法は、外壁の温度が躯体に伝わるのを防ぎ、また、壁中の結露防止にも優れた効果を発揮します。住宅にとって、通気性をとって、湿気を外に逃がしてあげると言う事は住宅の寿命及び強度耐久性を持たせる為の非常に大切な部分です。
防水シートは、万が一に外壁材から侵入した水を躯体内部に入れない役目があります。また、窓周りは、特に水の浸入を絶対に防ぐために、防水テープをしっかりと取り付けます。
外壁材は、金具留めとして、外壁材(サイディング)を傷めることなく、引っ掛けて留める施工方法となっています。 -
建具・器具取付