住宅 施工事例
建替え工事 高断熱・高気密
福山市光南町
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地鎮祭
2021年11月21日
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旧邸解体工事・地盤改良・基礎工事
2021年11~12月
1. 今回の工事は、解体後の建て替え工事です。古い木造2階建て本体を解体しました。解体中は、隣地に迷惑ができるだけかからないようにシートをしながら慎重に壊していきます。昔の家は隣地と部分的に接する箇所があり作業中は、隣地の方にご挨拶をして、できるだけご迷惑をお掛けしないようにします。隣地との境界補修も無事に終了しました。
2.地盤調査結果、柱状改良工事による地盤補強をすることとなりました。アースオーガーなどで掘削した孔に、掘削した土砂とセメント系固化材を混合した土を埋戻し、オーガーの正転、逆転によて攪拌、締固めを行い、柱状の改良体を形成する工法です。セメント系の粉体固化材を使用します。セメント系固化材は粘土質やシルト質、砂質などの軟弱土を水和反応によって科学的に固化させるもので、高含水で有機物を含有する軟弱土に有効な材料です。
3.ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってきません。
ベタ基礎を打つ前に、栗石を敷き詰めて、その上に、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。
防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするためです。 -
外壁工事
2022年2月
外壁は、通気工法のサイディング仕上げです。
今回のサイディングは、厚みが16mm。住宅瑕疵担保の基準に準じて、外壁(サイディング) は、「仕上げ外壁通気工法」で行っています。
写真の白いシートは、サイディング下地の防水透湿シートです。このシートは、外からの水と湿気が内に入るのをシャットアウトし、中から外への湿気は、通過できるという優れものです。サイディング下の通気層は、構造体と外壁材の間に通気層という流通空気層をつくり、負圧にして下地防水シート内の滞留した湿気を空気層に放出する仕組みになっています。
さらに室内側も気密を施工すると壁体内結露を防げます。
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断熱材設置工事
2022年2月~3月
スズカハウスの標準仕様 断熱材は、旭化成のネオマフォームです。
天井も壁も65mm厚を入れますが、これはグラスウール150mmの断熱に相当します。
グラスウールは綿のように形状変化・経年劣化・吸水で隙間ができやすく、浸水などで水に濡れると全部取り換える必要があるのに対し、ネオマフォームは固形で形状変化がなく品質が安定しています。
ネオマフォームは、断熱材の中で、品質が最もすぐれている材料です。
「フェノール樹脂」は、熱硬化性樹脂の一つで、世界で初めて人工的に合成されたプラスチック。多くのプラスチックが、 熱を受けると溶けるのに対して、フェノール樹脂は熱に強く、熱で硬化する特徴があります。そのため、1900年代初頭から、高い耐熱性・ 難燃性が求められる箇所に幅広く用いられています。金額は少々高いのですが、長期間の性能保持を考慮すると最高品質の良い家が保てるので、ウレタンや他の断熱材よりも格段に優位にあると考えています。