施工事例

住宅 施工事例

建替え工事 高断熱・高気密

福山市光南町 

 スタイリッシュな家
 

特徴

■ 木造ツーバイフォー高耐震(モノコック構造)
■ オール電化
■ 高断熱・高気密(フェノール樹脂ボード・気密テープ)
■ 省令準耐火(火災保険60%優遇)

数年前に別の工事を少しさせて頂いたお客様で、家庭の事情により思い切って家を建てることになったと連絡を頂き、建築会社の候補として家の説明をしてモデルハウスをご見学いただきました。
その後、完成見学会にご参加を頂き、注文住宅の完成建物をせつめいさせていただき、ご縁があって設計をすることになりました。見積りから引き続いて建築工事もご契約をしていただきました。

完成写真

2021年8月2021年9月~11月2021年12月2022年1月
新築M邸見学

間取り打合せ
設計打合せ 

旧邸の解体 仮住まい
柱状改良工事

基礎工事
基礎配管
本体建て方
電気配線工事
2022年2月2022年 3月2022年4月
屋根工事
サッシ工事
外壁工事
断熱工事
防水工事
ユニットバス設置
内部造作工事
配線工事
キッチン設置
内装仕上げ工事
外構工事
お引渡し

地鎮祭

2021年11月21日

  • 旧邸解体工事・地盤改良・基礎工事

    2021年11~12月

    • 解体工事1

    • 解体工事2

    • 先行フェンス工事

    • 境界フェンス

    • 地盤改良(柱状改良)

    • 柱状改良

    • 基礎工(掘方)

    • 基礎工事鉄筋

    • 基礎工事完成

    1. 今回の工事は、解体後の建て替え工事です。古い木造2階建て本体を解体しました。解体中は、隣地に迷惑ができるだけかからないようにシートをしながら慎重に壊していきます。昔の家は隣地と部分的に接する箇所があり作業中は、隣地の方にご挨拶をして、できるだけご迷惑をお掛けしないようにします。隣地との境界補修も無事に終了しました。
    2.地盤調査結果、柱状改良工事による地盤補強をすることとなりました。アースオーガーなどで掘削した孔に、掘削した土砂とセメント系固化材を混合した土を埋戻し、オーガーの正転、逆転によて攪拌、締固めを行い、柱状の改良体を形成する工法です。セメント系の粉体固化材を使用します。セメント系固化材は粘土質やシルト質、砂質などの軟弱土を水和反応によって科学的に固化させるもので、高含水で有機物を含有する軟弱土に有効な材料です。
    3.ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってきません。
    ベタ基礎を打つ前に、栗石を敷き詰めて、その上に、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。
    防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするためです。

  • 躯体建て方

    2022年1月上旬

    • 土台-床根太

    • 床断熱材設置

    • 1F床下地合板t=28

    • 2階床組み

    • 2階床下地合板

    • 2階壁設置

    • 小屋組み(垂木)

    • 1階内部梁・スタッド組み

    ツーバイフォーの躯体工事は、基礎⇒1階床⇒1階壁⇒2階床⇒2階壁⇒屋根というふうに下から順次上に完成させていきます。壁・床は、頑強に金物やボルト・釘で、接合されるので、横からの力に対しても、在来工法の2.5倍以上も強いといわれています。

    特に耐震性については、兵庫県南部地震や新潟中越地震などで、建物の新旧を問わず、ほとんどの建物で大きな被害を生じなかったことからも証明されています。(出典:ウィキペディア「ツーバイフォー」)

  • 屋根工事

    2022年1月中旬

    • 防水断熱フェルト下地施工途中

    • 瓦下地桟木取付

    • 釉薬平瓦葺き仕上げ

    • 釉薬瓦平屋部分

    屋根の下地は、構造用合板を用い、その上に防水のフェルトシートを設置して、防水フェルト下地に瓦桟を取付、瓦を一枚づつステンレスのビスで取り付けます。

    洋瓦の焼成瓦です。
    耐水性・耐震性・断熱性にすぐれ長期にわたって品質や色が衰えません。

  • 外壁工事

    2022年2月

    • 透湿防水シート

    • サイディング取付

    • 壁と軒裏

    • 外壁全景

    外壁は、通気工法のサイディング仕上げです。
    今回のサイディングは、厚みが16mm。住宅瑕疵担保の基準に準じて、外壁(サイディング) は、「仕上げ外壁通気工法」で行っています。
    写真の白いシートは、サイディング下地の防水透湿シートです。このシートは、外からの水と湿気が内に入るのをシャットアウトし、中から外への湿気は、通過できるという優れものです。サイディング下の通気層は、構造体と外壁材の間に通気層という流通空気層をつくり、負圧にして下地防水シート内の滞留した湿気を空気層に放出する仕組みになっています。
    さらに室内側も気密を施工すると壁体内結露を防げます。

  • 断熱材設置工事

    2022年2月~3月

    • 断熱材搬入

    • リビング断熱材1

    • リビング断熱材2

    • 2階壁断熱材

    スズカハウスの標準仕様 断熱材は、旭化成のネオマフォームです。
    天井も壁も65mm厚を入れますが、これはグラスウール150mmの断熱に相当します。
    グラスウールは綿のように形状変化・経年劣化・吸水で隙間ができやすく、浸水などで水に濡れると全部取り換える必要があるのに対し、ネオマフォームは固形で形状変化がなく品質が安定しています。
    ネオマフォームは、断熱材の中で、品質が最もすぐれている材料です。
    「フェノール樹脂」は、熱硬化性樹脂の一つで、世界で初めて人工的に合成されたプラスチック。多くのプラスチックが、 熱を受けると溶けるのに対して、フェノール樹脂は熱に強く、熱で硬化する特徴があります。そのため、1900年代初頭から、高い耐熱性・ 難燃性が求められる箇所に幅広く用いられています。金額は少々高いのですが、長期間の性能保持を考慮すると最高品質の良い家が保てるので、ウレタンや他の断熱材よりも格段に優位にあると考えています。

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