施工事例

住宅 施工事例

寺町狭小地の家

福山市寺町

老母と二人で快適に暮らす家

特徴

市街地の両隣が3階建ての建物に挟まれた狭小地の建て替えです。
光を取り入れるために、2階の一部をコの字型にして、ベランダを設けて南面からの光を取り入れるようにしました。
お母さんと娘さんの生活時間帯が違っても、お互いができるだけ気にならないように動線と音を考えて設計し、後々の介護や介助ができやすいような工夫を取り入れました。

2020年秋から相談を受けて、現地視察からはじまり、設計に2か月を費やして何度も打合せをしました。
設計の詳細を数度変更し、色々な生活場面をイメージしながら、寸法をセンチ刻みでシュミレーションをし、きめ細かなレイアウトや内装を実現しました。

完成写真

2020年8月~11月2020年10月2020年11月2020年12月
現地視察

設計打合せ
旧邸の解体工事建築確認
地鎮祭
杭工事
基礎工事
2021年 1月2021年2月2021年3月
躯体建て方工事
第三者躯体検査
屋根工事
サッシ・バス取付工事
断熱工事
外壁工事
風呂取付
内部造作工事
キッチン取付
内装工事
設備工事
電気仕上げ工事
外構工事

地鎮祭

2020年11月22日

  • 解体工事

    2020年10月

    • 解体(車両進入スペース確保)

    • 手作業による分別解体

    市街地の交通の多い道路沿いのため、はじめに運搬車両が入るスペースを確保して解体を進めます。
    内部を壊した後で、外壁を内側から外に倒れないように内側に向けて壊していきます。

  • 杭工事

    2020年11月末~12月上旬

    • 重機による打ち込み

    • 同左(拡大)

    地盤調査を行い、地盤の状況データを分析したところ、奥の一部の3~5m部分の地耐力が不足している地盤が判明したため、鋼管杭を打つことになりました。
    スズカハウスでは、地盤データを慎重に考察し、不要の杭や地盤改良をお勧めは致しませんが、残念ながらデータの悪い場合には、ご理解を賜り杭工事を低予算で行います。

  • 基礎工事

    12月中旬から

    • 鉄筋敷き込み

    • ベタ基礎鉄筋全景

    • コンクリート打設

    • 基礎コンクリート完成

    • 床断熱材設置

  • 躯体建て方

    1月中旬から

    • 土台・床断熱

    • 1階壁組立

    • 作業風景

    • 内部の構造

    • あおり止め金物

    • 外壁下地帯金物

    土台の下は、基礎パッキンを入れて、床下の換気が全体的に均一になるようにしてあります。床下換気口を設けずに、床下全体の効率的な換気を行う基礎パッキン工法です。

    ツーバイフォーは、基礎⇒1階床⇒1階壁⇒2階床⇒2階壁⇒屋根というふうに下から順次上に完成させていきます。壁・床は、頑強に金物やボルト・釘で、接合されるので、横からの力に対しても、在来工法の2.5倍以上も強いといわれています。
    ツーバイフォーで使う木の容積合計は、在来工法の1.5倍にもなります。
    日本でも、4階建まで建築ができるのは、木造ではツーバイフォー工法だけです。
    スズカハウスは、より精度を高めるため、現場監督が、垂直や水平、また、金物のとりつけなどの職人が行った仕事の適確性を、確認をしながら、厳重に現場管理を行っています。

  • 屋根工事

    2021年1下旬~2月

    • 屋根下地(特別断熱ガイナルーフ)

    • ガイナシール

    • 屋根葺き準備

    • 屋根完了

    今回の家の屋根下地防水シートは、通常よりもグレードアップしたルーフィングを入れました。
    ガイナルーフは止水性の高い軟質弾性プラスチック防水ルーフィングとガイナのハイブリッド製品です。
    夏に熱の侵入を抑制し、蓄熱を減少させます!
    これにより、冷房が効きやすくなり、寝苦しい夜から解放されます。
    冬もガイナの作用により保温され、夏も冬も省エネ効果が期待できます!!!
    ※ ガイナルーフの詳しい説明は・・・http://nissingkg.com/law.html

  • 断熱材施工(壁・天井)

    2021年1月~2月

    • 壁断熱材設置

    • 天井断熱材(フェノール樹脂ボードt60)

    • 1階天井ロックウール(防音用)

    • 断熱材設置と配線

    • 配管工事

    • 配線工事

    SUZUKA が標準仕様にしているのは、フェノール樹脂ボード(旭化成:ネオマフォーム60mm) です。旭化成の断熱材ジュピーは、水に強く、形状が安定しており、火にも比較的強いため、長期にわたり安心できる断熱材です。
    1 階天井裏には防音材としても有効な断熱材ロックウール(50mm)を入れています。グラスウールやロックウールのような繊維状の断熱材は、縦に入れると時間が経つと下に下がってくる可能性があるので、壁には使用しません。

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