モデルハウスの現場建築状況写真を、どうぞご覧下さい。(2007年4月〜8月)

スズカハウス : 広島県 福山市 花園町 2丁目
日時・内容  工事進行状況写真 説  明
2007年
4月28日
地鎮祭
地鎮祭: 弊社住宅スタッフで、工事の安全祈願をしました。

5月1日
〜5月10日

基礎工事


5月10日
〜5月20日は、
コンクリートの養生期間(硬化を待つ期間)
です。


ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってきません。
住宅メーカーなどは、地盤が悪いと言って、杭打ちや地盤改良を勧めることが多いのですが、通常はベタ基礎で十分です。特にツーバイフォーは、壁式工法といって、上の荷重を壁全体で受けるので、基礎にかかる力が分散されバランスのいい構造です。

基礎鉄筋工事
ベタ基礎を打つ前に、砕石を転圧して、しっかりと固め、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。
防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするために、基礎のコンクリートを打つ前に全面に敷きこみます。
鉄筋は、ベタ基礎厚(t=150mm)の中央に配置されるように、配筋時浮かせて起きます
基礎型枠工事: 
鉄筋の両側に型枠を組んでコンクリートを流し込みます。写真(中央右は、コンクリート打設時に、空気が入り込まないようにバイブレーターを挿入しているところです。)
アンカー・ホールダウン金物は、コンクリートを打つ前に設置します。基礎コンクリートにしっかりと埋め込んだホールダウン金物は、本体構造に固定します。
布基礎は、W=150mmで鉄筋でベタ基礎と一体化させます。ホールダウン金物は、地震の時縦揺れによる家の浮き上がりを防止する役目を果たします。
配管工事: 配管は、後からメンテナンスがしやすいようにベタ基礎コンクリートの上に配管し、ベタ基礎に金具で固定します。す。
5月22日
〜5月24日

1階床工事

本体木構造工事(フレーミング)工事の前に、仮設足場を設置します。

土台には、ヒノキを使いました。ヒノキやヒバ材は、シロアリなどの虫に強い木として認められています。
基礎パッキンロングの設置により、床下全体への通気を確保します。大引を支える束には、亜鉛めっきで錆びない鋼製束を使っています。鋼製束は、半永久で高さ調整が可能なため、時間が経って床の軋みが出た時でも、床下から調整が可能です。

基礎コンクリートにしっかりと埋め込んだホールダウン金物は、本体構造に固定します。
ホールダウン金物は、地震の時縦揺れによる家の浮き上がりを防止する役目を果たします。

床材は、構造用合板で、今回はネダレス工法で、構造用合板28mm 9層(プライ)を採用しました。(根太工法で、15mmの構造用合板を採用する場合もあります。)構造用合板は、JAS規格適合品で、48時間の煮沸にも耐える9枚合わせの合板です。


1階床下根太の間には、断熱材サニーライト(旭化成製品50mm)を隙間無くいれます。また、壁内や天井にもいれ、家をポットのように熱を逃がさない構造に仕上げます。

5月25日
〜5月29日

1階壁工事
本体大工工事は、フレーミングといわれます。ツーバイフォーは、面構造(荷重を面で受け、基礎へ伝える)のため、写真に見えるスタッド(柱のように立てっている木)が面の下地枠構造と考えるわけです。

1F床⇒1F壁⇒2F床⇒2F壁⇒3F壁⇒・・・・・⇒屋根

という風に、順に本体構造を組んでいき、箱を上に積上げていくようにして完成させていきます。壁・床は、頑強に金物やボルトで接合されるので、例えば横からの力に対しても、在来工法の3倍以上も構造的に強いといわれています。

5月30日
〜6月 1日

2階床・壁工事
ツーバイフォーで使う木の容積合計は、在来工法の1.5倍にもなります。
“面”を基本に建てていく2×4だから、柱のない開放感溢れる空間や、住む人の感性に合わせたフレキシブルなデザインが可能になります。例えば、1〜2階を吹き抜けにしたり、屋根の勾配を大きくしてドーマー窓(屋根から突き出た採光用の窓)をつけたり、地下室をつくってみたり…。もちろん屋根や外壁などの外観も個性的で表情豊かなデザインに…。このように自由な発想でデザインができるのも、2×4ならではです。
6月2日
〜6月 7日

屋根工事
屋根は、平洋瓦の焼成瓦です。
耐水性・耐震性・断熱性にすぐれ長期にわたって品質や色が衰えません。

下地に防水ルーフィング(写真の緑色の部分)を敷き、その上に桟を設置して、一枚一枚ステンレスのビスで丁寧に固定していきます。


最後の写真は、カラーベストコロニアルです。モデルハウスでは、1Fの屋根の部分には、太陽光発電を設置します。

6月15日
〜7月5日

外壁ALC・外壁石工事
外壁は、ALC35mmパネルを横張りします。下地には、防水透水シートを重ね合わせて貼り、通気層を設けてパネルを施工します。ALCは、断熱性がよく外断熱の役目も果し、防音性能も抜群です。
ベランダの壁上には、アルミの笠木を設置しますが、その下地も、防水シートで、完全に防水をします。
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