パースはイメージであり実物とは多少違います。 |
F 邸 木造ツーバイフォー 電化住宅 新築工事
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完 成 写 真 | ||
日時・内容 | 工事進行状況写真 | 説 明 | |||
2005年 1月15日 〜17日 地鎮祭 やり方・ 本管接続 |
地鎮祭の写真は・・・・。 | 地鎮祭:ご家族全員参加で、工事の安全祈願をしました。 遣り方:建物の配置と高さを決めて、基礎工事の準備をします。建物高さは、隣地・隣接建物を考慮して、少し高めに設定します。 本管接続:全面道路にある下水の本管と水道本管から、敷地内に配管を分岐して引き込みます。下水管は深く入っているので、写真のように舗装を切って深く掘り込む必要があります。 |
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2005年 2月1日 〜3日 地盤改良 |
セメント系固化材を軟弱な地盤に散布し、現状の土と混合、攪拌、転圧して地盤の固結体を造る工法です。 工期は3〜5日前後です。 |
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2月6日 〜15日 基礎工事 2月23日までは、コンクリートの養生期間です。 |
ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってこないため木の家には最適の基礎といえます。 基礎鉄筋工事: ベタ基礎を打つ前に、栗石を敷き詰めて、その上に、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。 防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするためです。 鉄筋は、ベタ基礎厚(t=150)の中央に配置されるように、配筋時浮かせて起きます 基礎型枠工事: 鉄筋の両側に型枠を組んでコンクリートを流し込みます。 アンカー・ホールダウン金物は、コンクリートを打つ前に設置します。 布基礎もW=150mmで鉄筋でベタ基礎と一体化させます。 配管工事: 配管は、後からメンテナンスがしやすいようにベタ基礎コンクリートの上に配管し、ベタ基礎に金具で固定します。 |
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2月21日 〜3月1 日 木工事 (構造) |
土台と大引には、アピトンという丈夫な硬い木に防腐材が注入してあるものを使用しています。大引を支える束には、亜鉛めっきで錆びない鋼製束を入れます。鋼製束は、半永久で高さ調整が可能なため、時間が経って床の軋みが出た時でも、床下から調整が可能です。 基礎コンクリートにしっかりと埋め込んだホールダウン金物は、本体構造に固定します。 ホールダウン金物は、地震の時縦揺れによる家の浮き上がりを防止する役目を果たします。 1階床下根太の間には、写真のようにサニーライト(旭化成製品)を隙間無くいれます。また、壁内や天井にもいれ、家をポットのように熱を逃がさない構造に仕上げます。 F邸は、2階にユニットバスを設置する為、ユニット部分の床を下げて、梁を太くして重量に十分に耐えるだけの補強を施しました。 外壁の構造用合板は、JAS規格適合品で、48時間の煮沸にも耐える3枚合わせの合板です。 床は、5層の15mmの構造用合板に12mmのフローリングを貼ります。 |
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3月1日 〜3月8日 屋根工事 |
下地は、フェルトを敷いて、しっかりと防水をします。洋瓦の焼瓦を3色混合葺きとしました。瓦は、ステンレスのビスで一枚一枚留めます。 |
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3月20日 〜4月5日 外壁工事 |
外壁は、サイディング通気工法縦張りです。施主さんがこだわって選ばれました。 玄関廻りは、コテ押さえの塗り壁で、2色の斑押さえという特殊な仕上がりとなります。防水シートにメタルラスを掛けて下地モルタルを塗り、腰までは石貼りとしその上をコテ塗りの壁にしていきます。 |
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3月20日 〜4月26日 内部木造作工事 |
天井の下地は新建材の防振吊木を使って、2Fの根太からはなして、2Fの音が1Fへ伝わりにくい構造になっています。 木造軸組工法では、壁の筋交(壁に斜めにいれる木)が邪魔をして断熱材が入りにくく隙間ができやすくなりますが、ツーバイフォーの場合は隙間無く壁がフレーム一体型の断熱パネルのようになりますので、写真のように隙間のない高断熱高気密に適した構造となっています。 外壁内部に旭化成のサニーライト(発泡ポリエチレン断熱ボード)を敷き詰め、密封します。内側を密封にすることが大切で、そうすることにより部屋の湿気を壁体内に入れないようにするわけです。 丸いR壁やニッチ(壁の凹んだ部分)も施主さんのご要望にできる限り応じて臨機応変に対応します。 この部分の対応で、家の個性ができていきます。 (写真は、仕上げ前の大工工事です。) |
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3月20日 〜5月 14日 内部仕上げ工事 |
内部階段は、カーブのR階段とし、珪藻土の塗り壁仕上げとなりました。 | ||||
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