sスズカハウス住宅施工レポート (福山市沼隈町下山南 S様 邸)
 
2012年 2月完成。 お引渡しも完了しました。


今年、2011年の初めにモデルハウスのご見学にいらっしゃいました。ツーバイフォーの良さをご理解頂き、
弊社の住宅見学会にもご参加をされ、建築をさせて頂く運びとなりました。

  
調整区域既存宅地に建築する高断熱住宅工事(福山市 沼隈町) 

S邸の打合せ・工事の流れ

2011-6月末

2011-7

8 月

9

10

11

12

モデルハウスご見学

現場見学


間取り検討
申込

建築請負
契約

フラット35S
申込

建築確認申請

地鎮祭8/28

基礎工事
建て方
工事・
屋根工事

外壁工事・
太陽光発電パネル設置
大工
造作工事


大工
造作工事

内装・
仕上げ
工事

完成


■ 下表の部屋名クリックで完成写真がご覧になれます。

外 観 外 構 玄 関 キッチン
LDK 和 室 階 段 浴 室
寝 室 子供部屋 ベランダ ロフト



地鎮祭1



省エネに優れた家で、なかでも最高レベルのトップランナー基準適合住宅となっています。
住宅金融支援機構 フラット35Sを利用して、35年固定融資で 20年間の優遇金利資金を活用する計画です。
金利優遇によって、総返済額が 約 300万円以上も圧縮できる予定です。

          特   徴

@ 注文住宅 ツーバイフォー(電化住宅)
A 高断熱・高気密(省エネルギー対策等級4)
B 住宅版エコポイント(新築)活用
C フラット35S融資
    (金利1%優遇10年・残り0.310年適用)
D 省令準耐火-火災保険優遇
E 太陽光発電設置の家
F 和室一体の大きなリビングとオープンキッチン
G 高機能・丈夫な家(高耐震)

尚、防犯上の問題があるため、間取りは公開しておりません。詳しくは、お問合せください。


他の住宅写真

 

現場建築状況写真を、どうぞご覧下さい。  

2011 12 29日現在、躯体本体の工事は終わり、年明けから外構工事に着工予定です。

日時・内容
(一部予定)
 

工事進行状況写真

説  明

 解体工事
2011


8
月 8
8月 11


整地前の土地


解体・整地工事

建築予定地は、昔の家が解体された廃材や物置小屋があり、廃材などが残っている場所でした。 

地盤調査
2011

8
月 14

地鎮祭
8
28


地盤調査 5ポイント


調査結果の一部 (クリックで拡大)

着工は9月ですが、融資および建築確認申請の関係で、早めに地盤調査を行いました。
地盤調査結果、自沈層もなくしっかりとした地盤でした。

20t 荷重の強度での鉄筋入りのベタ基礎 です。 住宅メーカーによっては、必要のない地盤補強や杭工事を勧める傾向があるので無駄な工事費に注意が必要です。

基礎工事

2011
9 5日〜9 12 


ベタ基礎下防湿シート


配筋状況

 
地盤調査結果、柱状改良工事による地盤補強は必要がないというデータをもとに、基礎の鉄筋補強によるベタ基礎で基礎設計を行いました。


基礎工事は、天候の様子を伺いながら、工程を臨機応変かつ慎重に組みます。

防湿シートを敷き、捨てコンクリートを打って、寸法の墨だしをします。
土間の鉄筋を浮かせて敷いて、生コンクリートコンクリートを均しながら打ちます。
鉄筋は、厚みの中央に入って、コンクリートの中心にくるように配置をしておくことが大切です。いわゆるかぶり厚がないと鉄筋コンクリートの強度がでないからです。

コンクリートを打ち終えたら、コンクリートが硬化するまでそのままで養生をします。
保湿状態での打設が一番強固に固まります。
 


 
ベタ基礎のコンクリート打設


基礎完成

木工事

2011
9 16
9 28

    


土台取付け


雨天の養生

 

構造用合板は、JIS規格に定められた構造用に専用の合板で、72時間の熱湯煮沸に耐えられる非常に強い材料です
耐水性の問題はありませんが、念には念を入れて雨天対策のブルーシートも準備をしました。

 1階床の断熱材(白色) サニーライト t−55
一階木躯体外観
 
木造枠組壁構法は、耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造です。通常の木造軸組み工法が柱と梁(はり)の軸組で支える(線の構造)のに対し、木造枠組壁構法では、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床で支える(面の構造)だといえます。したがって、隙間のない構造で、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性を持っており、高品質の木造住宅の構造になります。出典: ウィキペディア

一階木躯体の工事

内部から2階の根太
 

ツーバイフォーは、面構造とするために特に天井下地の木も非常に強く、一本の木に人が乗っても余裕で支えられます。
1階床は、9層の28mmの構造用合板に12mmのフローリングを貼ります。よって床は40mm厚なので、非常に丈夫です。2階の床は、15mm下地合板に12mm仕上げで、28mmですが、根太を45.5cmピッチでいれます。

  




屋根裏の空間は、ロフトとして活用します。

内建物内部から見ると、広い部屋の天井は、2階部分の太くて丈夫な根太がはいっており、構造用合板を打って頑強にしています。
外壁の構造用合板は、JAS規格適合品で、48時間の煮沸にも耐える3枚合わせの合板です。外壁下地は、3層の12mm、床は 1 階が7層の28mmと 2階が 5層の15mmの構造用合板となっています。床には仕上げに12mmのフローリングを貼ります。



ホールダウン金物(写真左):
1995年の阪神淡路大震災において、ツーバイフォーが地震の突き上げによる浮き崩壊が全くなかったことから、この金物の強さが再認識されました。 最近では、ツーバイフォーだけでなく軸組み工法においても用いることもありますが、正確にはピン構造の軸組み工法に固定金具を用いるのは誤りです。 ツーバイフォーにおいては、各階の建物出隅及び開口部両脇の縦枠の上部と下部について、ホールダウン金物の必要性を検討します。2階建ての場合は、法的にはホールダウン金物の設置は義務付けられていませんが、弊社は必ず入れています。

内部---ロフト部分
1階床根

ホールダウン金物

躯体大工工事完了状況

屋根工事

2011
10 6
10 12

      

防水ルーフィング

屋根瓦葺き



 ・
屋根は釉薬平瓦です。陶器瓦(釉薬瓦ともいう)、粘土瓦の一種です。粘土を瓦の形にかたどったものの上に釉薬(うわ薬)をかけて、窯の中に入れて高温で焼き上げた瓦のことをさします。
・瓦表面の釉薬がガラス質になっているため、水が浸透せず、長い年月を経ても美しい状態を保て、メンテナンスの必要がありません。

・形は様々で、J形(和形)、F形(平板)、S形等があり、家の形状に合わせて使い分けられます。


屋根の分類
 

けらば瓦 

ガルバニウム鋼板
 外壁工事

2011
10 20
11 5

壁材のサイディング下地の透湿防水シート

ツートンのサイディング
 

下地(写真左)には、防水透湿シート(写真の白いシート)を入れ、外からの水や湿気を防止するようになっています。

金具留め通気工法によって、サイディング下に空気層をつくり通気をすることによって、壁体内結露も防ぎます。

 内部造作木
工事
配管工事

2011
10 12
11 30
  

断熱材(天井:グラウスール壁:サニーライト)

換気扇配管ダクト 
 
断熱材(天井:グラウスール 200mm 壁:サニーライト 50mm)高気密・高断熱に仕上げます。写真では見えにくいのですが、壁と天井の間の隙間もなくすために、シートを角に廻して気密性を高めます。

配管は天井の根太方向を予め決めておき、できるだけ構造木の梁を切らないように配管します。

気密テープで隙間なく(完璧!)
換気
天井はグラスウールを200mm
 

ツーバイフォー工法の気密性はずば抜けています。木造軸組みの場合には、斜めに筋交いという構造の木が入るために、断熱材を入れにくいために、グラスウールのような入れやすい綿のような断熱材しかはいりません。ツーバイフォーの場合には、しっかりとしたボード上の変形しにくく、垂れ下がらない断熱材を隙間なくいれることができます。
 
配線状況
 
クロス下地パテ
 

配線においては、後から配線もできるように、空のホース上の配管(写真:オレンジ色)を入れておきます。特に、通信・インターネット配線などで利用します。




クロスの下地の石膏ボードに、SUZUKAは環境対応のワンランク上のボードを利用しています。
アトピー対策としても有効な自然材を利用した化学物質のないボードです。
左官工事など

2011
12 20
12 28

 

 

玄関の土間タイルは、足場を外した後で施工します。写真は、150mm角のタイルです。



玄関内部の内玄関(家族用部分)の土間は、お子様たちがB玉を埋め込まれました。左官さんと一緒の作業も楽しそうです。建築の記念に、思い出になると思います。
外構工事など

2011
12 20
1 30
 

a足場解体後の外観

本体工事完了
 




もう少しで完成です。


家の周りの外構工事(ブロックやフェンス、駐車場etc.)を引き続き進めていく予定です。



外構工事が完了し、2月のお引渡しに余裕で間に合いました。

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