sスズカハウス 2011 住宅施工レポート (福山市瀬戸町 I 様 邸)
 

  調整区域の田んぼに建てる 太陽光発電のある家
   
 建築メモ    昨年、2010年 12月にメールでお問合せを頂き、その後、弊社の花園町モデルハウスをご見学頂きました。 建築の構造に関して、
   特に、機能性を重視しておられて、高断熱高気密に最適なツーバイフォーを当初からご希望されていました。
  建築予定地として、ご実家の庭や田んぼ、ご実家の増改築など、試行錯誤をしながらご一緒に時間をかけて取り組ませて頂きました。
  最終的には、調整区域でしたが都市計画法 43条申請を行い、農地転用の許可を取ってから、新築をしていくこととなりました。 
  
<建築完成までのプロセス>

2010-12月〜2011年 3月 4・5月 6月〜10月 11月 12月
メールで
お問合せ

モデルハウス
ご見学
申込
その後

建築場所検討など
都市計画法 43条申請
農振除外申請
農地転用

地盤調査
造成工事
建築着工

基礎工事

建て方
屋根工事

外壁工事
2011年 1月 2月 3
内部造作工事
電気工事
配管工事

器具取付・
仕上工事

外構工事
完成
お引渡し予定

 
 
完成 イメージパース
最高レベルの省エネ住宅トップランナー基準の家 

地鎮祭 
          特   徴

@ 注文住宅 ツーバイフォー(電化住宅)
A 高断熱・高気密
B 太陽光発電のあるゼロエネルギー住宅
C 一階に家族全員がゆったりと集まれる家
D 子どもが遊べるロフト
F 高機能・丈夫な家
尚、防犯上の問題があるため、間取りは公開しておりません。詳しくは、お問合せください。

他の住宅写真
現場建築状況写真を、どうぞご覧下さい
日時・内容
(一部予定)
 
工事進行状況写真  現在、サッシ取り付け、内部断熱および造作工事中 説  明
地盤調査・
造成・
土壌補強
2011年
10月 18日
〜10月 21日
 

段々の田んぼに新築

地盤調査
スウェーディング式サウンディング試験という一般的な地盤調査法で、5地点の調査を行いました。換算N値も地下50cmより下は、3 N以上あり大変頑強な地盤であり、基礎補強は必要ないという調査結果でした。
ベタ基礎とすることに決定し、施主様にもお伝えして了解を得ました。


家の建つ範囲 1m外まで地盤改良

表土を40cm取って、切り込み土砂に
重機を入れて、建物予定地外 1m範囲の表土を地盤改良しました。 
擁壁・
造成
2011年
11月 4日
〜11月 13日
 

擁壁補強工事

コンクリート用壁
 既存の石垣擁壁が部分的に壊れていたり、草も茂るために鉄筋コンクリート擁壁で全面補強をしました。
敷地上下にU字溝と擁壁に水抜き穴を設けて雨水の排水対策をします。
 
基礎工事
2011年
11月 14日
〜11月 25日


11月16日配筋検査 

基礎鉄筋-全景

基礎鉄筋-拡大
ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってきません。
ベタ基礎を打つ前に、砕石を敷き詰めて、その上に、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。
防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするためです。

鉄筋を配し、住宅性能保証機構の鉄筋の配筋検査を受け、立ち上がりのコンクリート基礎の施工に移ります。

基礎の天端は、水平を厳密にしなければなりません。躯体の誤差を出さないようにチェックを欠かさないようにします。

  

基礎完了

基礎上給排水配管
 木本体構造工事
2011年
11月 27日
〜12月 2日

1階床下根太の間には、写真のように断熱材を隙間無くいれます。また、壁内や天井にも水に強い旭化成のサニーライト50mmいれ、家をポットのように熱を逃がさない構造に仕上げます。

土台の下は、基礎パッキンを入れて、床下の換気が全体的に均一になるようにしてあります。床下換気口を設けずに、床下全体の効率的な換気を行う基礎パッキン工法です。







今回の現場は、広い敷地のため、パネル設置工法で行いました。工場で予めパネル化したものを現地にて重機を使用して吊り上げ、組み立てていきます。

ツーバイフォーの躯体工事は、基礎⇒1階床⇒1階壁⇒2階床⇒2階壁⇒屋根というふうに下から順次上に完成させていきます。壁・床は、頑強に金物やボルト・釘で、接合されるので、横からの力に対しても、在来工法の2.5倍以上も強いといわれています。






ツーバイフォー工法は、日本では木造枠組壁工法と言われ、非常に厳しい確立された建築基準があり、釘や金物も規格定められています。

金物は、帯金物、かど金物、あおり金物、根太受け金物、柱頭金物、パイプガード金物、梁受け金物、柱受け金物、まぐさ受け金物などがあります。金物を取り付ける場合は、「ZN釘」と呼ばれる亜鉛めっきをした釘を使用します。


床は釘とボンドで固定し剛構造とします。写真のようにボンドも全てF☆☆☆☆の化学物質の揮発のないものを使用します。



   

壁パネル設置1F

壁パネル設置2F 

2階床根太の施工

リビング内部からの構造体

2階ロフトの木骨構造体 

躯体全景
屋根工事
2011年
12月 2日
〜12月 3日
 

 屋根フェルト

 屋 根 (グラッサコロニアル) 
重くなくモダンな軽い感じをご希望で、瓦をコロニアルにされました。 重量は、一般的な陶器瓦の1/2以下。建物の重量が軽減でき、建物が安定し耐震性が向上します。表面は無機系のガラス質コーティングで、色あせの原因となる紫外線から色と光沢を守ります。一枚一枚を固定するので、強風による屋根材の飛散やズレ、さらに地震の強い揺れによる屋根材の落下、ズレも防ぎます。国土交通大臣の認定番号を取得の不燃材料認定屋根材。万一火災が発生しても、延焼被害を最小限に抑えることができます。
 防蟻工事
2011年
12月 5日

 防蟻処理剤散布中


防蟻処理剤
( 国宝・重要文化財にも採用される。東大寺、法隆寺、中尊寺金色堂などがキシラモン使用文化財の第1号。
キラシモン:水で3倍希釈。低臭性で安全性にも優れています。大切な建築物に最適です。
特長:
 1. 施工中後もほとんど臭わない低臭性
  2. 忌避性がなく、シロアリ防除に効果的
 3. 有効成分は普通物、優れた安全性と
 4. 効力持続性を発揮
 
5. 処理材には彩色塗装が可能 
適用効果
:
木部の防腐、および木材害虫(シロアリ、ヒラタキクイムシ)の予防、駆除
 ◎ 防蟻処理を行わなくても、防湿シート・ベタ基礎・基礎パッキンの防蟻の三重対策ができています。
 外壁工事
2011年
12月 16日
〜1月  日

 

外壁 下地防水透湿シート
外壁は、サイディング通気工法りです。通気工法は、外壁の温度が躯体に伝わるのを防ぎ、また、壁中の結露防止にも優れた効果を発揮します。

金具留めによって、サイディングを傷めることなく施工できます
 
 断熱工事
2011年
12月 22日
〜1月 10日
 

1 階断熱材施工
 
2 階断熱材施工
省エネ法に基づく
 トップランナー基準 
の住宅です。
 
「省エネルギ-対策等級4」で型式認定を獲得した最高等級の断熱工法です。
断熱性能には、大きく分けて
  
@旧省エネ基準(省エネ等級2)
   A新省エネ基準(省エネ等級3)
   B次世代省エネ基準(省エネ等級4)

の3段階の性能に分けられます。
最高等級の
 B レベル が必要です。
 
木造作工事
2012年
1月 10日
〜2月 5日
 
大工造作工事は、部屋の内部の木工事、建具枠、階段、収納、和室、フローリングなどです。

仕上げのクロス(壁紙)は、明るくて爽やかな仕上げで統一しました。 写真は、キッチンですが、一面だけをデザインクロスにして爽やかさを演出しました。 他の部屋も個性的です。
内装工事
2012年
2月 10日
〜2月22日
リビングの吹き抜けは、シンプルに白無地で統一。 天井ファンも白色になっています。 吹き抜け窓からの明かりの反射で、昼間は奥のキッチンまで照明なしで明るくなります。
ページトップへ              もどる             閉じる               他の住宅写真へ