スズカハウス(福山市)の土地活用 個性的な賃貸アパート
木造 賃貸アパート(福山市 曙町) 工 期: 2011年 5月〜2011年 10月 (木造平屋軸組み工法で、おしゃれな自然との共生を考えた世帯向けアパート 現在 内部造作大工 ほぼ完成)
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建 築 進 行 状 況 | ||||||
内 容 | 写 真 | 説 明 | ||||
地盤調査 (SS検査) |
4月26日地鎮祭。 地盤の状態をスウェーデンサウンディング調査(SS)で、建物ごとに 5箇所づつ 合計15箇所のポイントを、チェックしました。 曙町近辺は、地盤が弱い上、シルト層という軟弱地盤が14m以上もあるため、柱状改良や鋼管杭があまり有効ではありません。ベタ基礎の強度を高める工法をとりました。 |
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造成工事 2011年 4月 9日 〜5月 15日 |
畑の表土を一部切り込み土砂に入れ替えてしっかりと転圧をしました。半月ほど地盤をしっかりと固めるため、半月ほどは転圧をかけながら放っておきます。 | |||||
基礎工事 2011年 5月 9日 〜5月 25日 |
建物の配置を出した後、基礎工事が始まります。 ベタ基礎は、建物の荷重をバランスよく地盤に伝えるため地震にも強く、湿気も上がってきません。 基礎鉄筋工事: ベタ基礎を打つ前に、栗石を敷き詰めて、その上に、防湿シートを敷き、鉄筋を頑強に結線します。 防湿シートは、地盤下から湿気が床下に上がってこないようにするためです。 鉄筋は、ベタ基礎厚(t=150)の中央に配置されるように、配筋時浮かせて置きます 配管工事: 配管は、後からメンテナンスがしやすいようにベタ基礎コンクリートの上に配管し、ベタ基礎に金具で固定します。 |
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壁のくる下に鉄筋コンクリートの基礎立ち上がりを形成します。型枠の中にコンクリートを流し込みながら、バイブレーターによってコンクリートを均一化します。 基礎コンクリートにしっかりと埋め込んだホールダウン金物は、本体構造に固定します。 ホールダウン金物は、地震の時縦揺れによる家の浮き上がりを防止する役目を果たします。 |
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木建て方工事 2011年 5月 30日 〜6月 14日 |
5月 31日 土台 |
6月 1〜2日 一階床断熱 |
上棟前に、1階の床を施工します。 断熱材を入れて、床の下地合板(28mm厚)を張ります。 床断熱は、スタイロフォーム50mm 断熱性抜群です。 大引を支える束には、亜鉛めっきで錆びない鋼製束を入れます。鋼製束は、半永久で高さ調整が可能なため、時間が経って床の軋みが出た時でも、床下から調整が可能です。 |
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6月 4日 建て方 | 6月 4日 火打ち---ねじれ防止材 | 通し柱は、檜の4寸角(12cm角)、管柱は、檜の3.5寸角。 |
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6月 4日 リビング吹抜けを上から撮影 |
6月 4日 小屋組み(屋根部分の裏) | 左写真のように、LDKは2階へ大きな吹抜けとなっています。 | ||||
6月 6日 1棟目 全景 |
6月 7日 3棟目 養生--雨天対策 | 雨天の場合に備えて、毎日、ブルーシートで雨対策の養生を丁寧に行っています。 6月 6日〜7日が雨ということで、基礎も躯体もブルーシートで完全養生をしました。 |
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6月 8日 3棟目 小屋組 |
6月 8日 No. 1 〜 No. 3 敷地全景 |
6月 3日から 同月8日までで、3棟の躯体を上げて、屋根にフェルトを順次かけていきました。梅雨時にもかかわらず、十分な養生をしたこともあり、木材は全く濡れませんでした。幸いその間 雨は2晩のみで、天気予報が少しはずれたので良かったです。 | ||||
木建て方工事 2011年 6月 12日 〜6月 24日 |
雨屋根は、勾配が強い場合には、施工に置いて足場が必要です。 防水フェルト下地の上に、瓦を一枚一枚、ステンレスビスで取り付けます。釉薬の焼き瓦は、色が褪せないのでセメント瓦と比べて高価なものですが、高品質の材料だといえます。 |
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6月 8日 3棟目 小屋組 |
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木構造壁工事 2011年 6月14日 〜6月19日 |
外壁下地貼り: 屋根下地のラス板が終わったら、外壁下地の構造用板を取り付けます。外壁は、サイディングの通気工法で、結露しないような工法を採用しています。 |
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外部防水工事 2011年 6月19日 〜7月10日 |
外壁およびサッシの防水: 外壁下地構造板の外側に、白いシートが見えるのは、外壁防水用の、防水透湿シートです。このシートは特殊な性質で、水を通さず、内側からの湿気を外に排出することができます。 |
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断熱工事・ 大工内部造作 工事 2011年 6月 19日 〜7月 30日 |
断熱材・防音材の施工: 世帯間の界壁には、グラスウールを用いて、防音と断熱対策に対応します。外壁側の壁体内には、サニーライトのボード型ポリエチレン断熱材(サニーライト)を気密テープで隙間なく取り付けます。 |
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リビング 吹抜け |
リビングに梁 |
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天井は木の表しのまま |
洋間も天井が高く・・・ |
梁を活かして、塗装仕上げで、梁の見える部屋となります。 | ||||
8月2・3日 足場を解体 |
足場を解体すると、3棟の姿が見えるようになりました。それぞれ、2世帯がゆったりと住めるようになっています。 それぞれの家の前には、庭があり菜園としても利用できます。 部屋は、明るく風通しがよく、この暑い夏でも風通しが良く、家の断熱性が高いために、涼しい家だと実感できます。 |
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